国産ペレット価格を値下げして、多くのユーザーへ利用してもらいたい
純木材を原材料とした国産木質ペレットは、ペレットストーブ燃料として一般家庭で利用されていますが、近年の物価高の影響により少しづつ値上がりを続けています。一般的なペレット製造は下記の流れとなります。
- 丸太(原材料)→
- チップ加工(電力または収集)→
- おが粉加工(電力または収集)→
- おが粉の乾燥(灯油・チップ・規格外ペレット混焼)→
- 熱圧縮(電力)→
- 冷却→
- フレコン詰め(電力)→
- 小袋梱包(ビニール)→
- パレット積載→
- 保管→
- トラック輸送(軽油)
つまり、原料となる木材価格が安定していても、製造にかかるエネルギーの変動や輸送費・人件費の値上がりで価格に影響がでます。
エネルギーの代替
最近の中東情勢悪化で、誰もが日常生活に影響するほどの輸入エネルギー依存や、化石燃料の代替が必要と考えられる今のタイミングは、日本の森林資源を生かすことができ、地域の雇用をつくることに繋がり、代替エネルギーとして優秀な木質ペレットの需要を拡大するチャンスであり、経費や物流費を削減してペレット燃料の価格を下げて新規ユーザー獲得につなげたいところです。
ところが、ペレットストーブは他の暖房器具と比較すると、割高な燃料費(維持管理費)となっています。ユーザーとしては全ての物の値段が上がる時代に、コストを節約するのは必然となります。そのため、既存のユーザーの消費量も減少傾向となるのではと予測しています。この条件では販売価格をなるべく維持することが、事業を継続していくために必要な目標となってしまいます。
国産ペレットと輸入ペレット
少し視点をかえまして、日本に流通している木質ペレットの割合は、輸入ペレットが9割以上なっており年々増加傾向にあります。これは発電燃料として消費されているためです。国産ペレットを採用しにくい理由は、日本国内の木材集積はコストが高い、かつペレット製造能力が足りないこともあり、安価で安定供給な資源が必要な発電所の性質上、実現可能な輸入ペレットが活躍しています。この流れは電力不足により、しばらく継続と思われます。
その影響もあるのか、間伐材や製造副産物(おが粉・端材)の値上がりや、最近ではホームセンターで輸入ペレットを販売しているのを見かけます。私個人としましては、木質ペレットの”商品としての意味”に反しているようで賛成できません。燃料用輸入燃料には関税を導入、官民共同の国産ペレット製造の推進を検討して欲しいと考えています。
がんばれ国産!PRのチャンス
輸入エネルギーへの依存・林業の衰退を防ぐため、また本来の商品価値であり環境配慮型エネルギーである国産木質ペレットの”競争力+付加価値”を高めることが、すぐに必要となっています。そのため、現在まで継続してきた成果や個人でも可能な”二酸化炭素削減の見える化”、”国産木材の利用”、今後の動向がわからない”化石燃料の代替資源が身近にある”ことをPRしたいのです。
そこで地産地消脱炭素プロジェクトを企画しました。


